ちょっと変わったクラシック入門1~アーティストのおはなし~
さて、この記事は何かと言いますと、
そろそろクラシックなんかを聴いてみようかなと思っているような超初心者向けのページです。普段からクラシック音楽に親しんでいる人は絶対に読まないようにしましょう。
「アーティスト」にはいろんな意味がある
さ~てどんな曲を聴くかなと、Spotifyか何かでクラシックとかいうジャンルのボタンを押してみるわけですね。んで適当に出てきたアルバムを選択してみる。例えばこんなの↓
英語が多いですね、すみません…
さて、アルバム名とアーティスト名は次のとおりです
【アーティスト名】モーリス・ラヴェル / ベルトラン・シャマユ
…ちょっと待って?アーティスト二人いない?
そうなんですね、じつはこの場合アーティストには2つの意味があります。それは
作曲者と演奏者です。
これ実は厄介な問題で、たとえばiTunesとかで音楽を整理するときどっちがメインのアーティストとして登録されているかでごっちゃになってしまうんです。
あるアルバムは作曲者の名前で分けられてるけど、一方では演奏者の名前で分類されてる…
これはピアノの独奏なのでまだいいですが、オーケストラの演奏となると作曲者のほかにオーケストラ名と指揮者名まで出てきます。やっかいですね。
…いいですかみなさん…
作曲者名と曲名を意識しましょう!!!
まずはそれを基準にクラシックを聴いていくといいです。
さっき紹介したアルバムですが、ある程度クラシックになれた人はこう見ます。
「ラヴェルか、これは作曲者だな。印象派の作品だ。ソロピアノ全集ということはピアノの独奏が集められた作品集だな。ベルトランシャマユ?聞いたことないな、これはピアニストの名前だろう。さてどんな曲が入ってるか、アルバムの中身を見てみよう」
ちょっと言い忘れましたが、アルバム名というのはそのまんまアルバムの名前のことです。ただし、それが作曲者があらかじめ「○○集」という風に作品をまとめておいたものか、もしくは演奏者が勝手に作品を抜き出して並べ直してるかはわかりません。とにかく作曲者名と曲名に集中です。
たいがい演奏者名よりも作曲者名の方が有名です。なのでまずはそこを抑えましょう。
おすすめの曲を教えてくれ!
そんな声が聞こえてきます。
でも僕は知っているんです…
そんなことを訊く人はこの記事を読んでいない!もうググっている!
たとえば、とにかくかっこいいクラシックが聞きたいって場合は検索すりゃ出てきます。
ほら出てきました!だから安心してGoogleを頼るといいです。いろんなブログもあると思いますし…まあとにかく聞いてみることが大事です
ただし一点注意!
YouTubeで作業用BGMとか、かっこいいクラシックメドレーみたいなメドレー形式のやつあるじゃないですか。
聴いてみればわかるかもしれませんが非常に音質が悪い、あるいは打ち込み音源であることが多いです。
ですから、それを聞いていい曲だなと思ったらその曲名+作曲者名で再度検索することをお勧めします。できれば音楽配信サービスなどで…耳が腐っちゃいますから
…とはいえ少しここで疑問が出てきます
「曲名ややこしくね?」「曲名の意味が分からん」
たしかに、例えば「前奏曲○番ハ短調」とか言われても頭に入らないですよね。
星野源の「恋」なんて一文字です。わかりやすいのなんの。
まあここらへんは別の記事にしましょうかね。やるかどうかはわかりませんが…
あれ、アーティストの話はどこ行った??
まとめ
- まずは作曲者と曲名に注目
- 適当にググって気に入った曲は再検索!
とここまで書いてきましたが当然、ピアニストや指揮者に興味が湧いてきたらそれで検索しましょうね☆彡
アーティストの紹介なんかも今後やれるといいかなと思います(多分やらない)